【参加無料!】平成28年度 業務用等建築物のための「エコチューニング」シンポジウムのご案内【エコチューニング推進センター】
このたび、エコチューニング推進センターでは、3月22日(水)に平成28年度 業務用等建築物のための「エコチューニング」シンポジウムを開催します。
みなさま、ふるってご参加ください。
<セミナー名>
平成28年度 業務用等建築物のための「エコチューニング」シンポジウム
<主催>
環境省
<開催趣旨>
我が国の温室効果ガス総排出量は1990年度から大幅に増加している一方で、「地球温暖化対策計画(平成28年5月13日閣議決定)」において2030年度に2013年度比26%削減することとしており、
特に業務部門は約4割削減する見通しを立てていることから、効果的な削減対策の実施が喫緊の課題となっています。
2015年12月の国連気候変動枠組条約における第21回締約国会議(COP21)では、すべての国が参加する公平で実効的な2020年以降の枠組みとしてパリ協定が採択されました。
我が国は、COP21に先駆けて、国内の排出削減・吸収量の確保により、2030年度に2013年度比で総排出量を26%削減することとした「日本の約束草案」を決定しており、温室効果ガスの削減は国際的な約束でもあります。
東日本大震災以降、全国的に取り組まれた節電対策の中には、快適性や生産性を確保しつつ省エネを進める取り組みも多く見られました。
とりわけ、業務用建築物等については、初期投資の必要な大型最新設備の導入によることなく、既存設備の適切な運用改善等による省エネを行う「エコチューニング」によりCO2の削減を達成した事例も多く見られたため、このような取り組みが自律的・継続的に実施される環境を整える必要があると認識しました。
そこで環境省では、低炭素社会の実現に向けて、業務用等建築物の「エコチューニング」により削減された光熱水費から収益を上げるビジネスモデルを確立するため、平成26年度から28年度にかけて「エコチューニングビジネスモデル確立事業」を実施し、技術者の育成と全国の業務用ビルでの実践・効果検証、技術者資格制度・事業者認定制度の創設に向けた検討等を行いました。
その検討を踏まえ、28年度からエコチューニング推進センターを事務局として資格者・事業者の認定制度が開始されたところです。
本シンポジウムでは、事業最終年度の総仕上げとして、これまでの成果や先進事例等から、エコチューニングによるCO2削減やコスト削減等の効果、認定制度やビジネスモデルの概要、関連する国内施策等をご紹介します。また、パネルディスカッションにおいてはエコチューニングの今後の展望について議論を行います。
また、「地球温暖化対策計画」では、2050年までに80%削減を目指すのと長期的な目標を位置づけており、中長期を見据えた更なる排出削減を実施していく必要があります。
同ビジネスモデルは、地方公共団体・ビルオーナー・ビル管理者等、皆様にとってメリットがあり、大幅な排出削減に貢献できる仕組みとしてぜひとも普及させていく必要があります。
建築物の省エネルギー化に取り組んでいただくため、国内施策等をご案内するプログラムも構成しております。
今後のエコチューニングの役割について展望いたしますので、是非、多くの方にご出席をいただきたくご案内申し上げます。
<日 時>
2017年3月22日(水)13時から16時30分まで(同日10時30分からエコチューニング展示コーナーを併設)
<場 所>
有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11階)
<定 員>
400名(参加費無料、要事前申込み)
<お問い合わせ先(事務局)>
(公社)全国ビルメンテナンス協会
エコチューニング推進センター事務局(担当:大谷、奥島、飯塚)
Tel : 03-6806-7311 Fax : 03-3805-7561