テナントから建物オーナーへの脱炭素化要望の強化
「リーディングテナント行動方針」セミナー開催(環境省)
2022/11/16 12:00 更新
2050年カーボンニュートラルなど、国の長期的な温室効果ガス削減目標の実現に向けては、業務部門における脱炭素化を進めることが不可欠であり、なかでも排出比率が高い事務所ビルの脱炭素化が求められています。
特にテナントビル等においては、建物の開発・所有・管理者と使用者が異なることが、脱炭素化に向けての課題となっています。
こうした背景から、環境省では2021年9月にテナントによる脱炭素化への取り組みを取りまとめた行動方針「リーディングテナント行動方針」を策定しました。
本行動方針に賛同する企業・自治体等を募集・公表し、テナント企業から建物オーナーに対して脱炭素化に関するニーズ発信することで、テナントビル等の脱炭素化を促進するものです。
〇環境省「リーディングテナント行動方針方とは」
行動方針の内容には「エコチューニング事業者等との連携による省エネの取り組み」も含まれており、建物を管理するビルメンテナンス事業者への相談や、エコチューニング事業者の活用が加速することが予想されます。
この取り組みをいっそう推進するため、環境省では「リーディングテナント行動方針」に関するセミナーを、下記のとおり開催します。
■セミナー開催概要
主催:環境省、株式会社三菱総合研究所
開催日:2022年11月18日(金)10:30~12:00
開催形式:WEB開催(ZOOM)
申込方法:下記URLより申し込みをお願いします。参加費は無料です。
https://www.mri.co.jp/leading-tenant-briefing/
〇本件に関するお問い合わせ先:
株式会社三菱総合研究所 リーディングテナント行動方針事務局(担当:田中、奥村、小川)
E-mail:leading-tenant@ml.mri.co.jp
■関連リンク
環境省「ZEB PORTAL」
http://www.env.go.jp/earth/zeb/tenant/