滋賀県
感染拡大に対して万全の備えを!
病院清掃事業者向け感染防止研修
滋賀ビルメンテナンス協会は、滋賀県と委託契約を締結し、令和3年度新型コロナウイルス感染症における病院清掃事業者向け感染防止研修を滋賀県南部及び北部の2会場で実施しました。
9月28日は緊急事態宣言発令中でしたが、公益社団法人滋賀県看護協会の協力を得て草津市の看護研修センターをお借りして南部会場の講習を行うことができました。当日は会員企業6社、会員外企業5社より合計23名の方に受講いただきました。
冒頭には滋賀県健康医療福祉部生活衛生課・高山課長、公益社団法人滋賀県看護協会・廣原会長にご挨拶いただき、「この研修会を通じて県内の医療従事者の負担軽減につながることを期待しています」と激励のお言葉をいただきました。
10月15日は彦根市の大学サテライト・プラザ彦根にて北部会場の講習を実施し、会員企業6社、会員外企業2社より合計19名の方に受講いただきました。
両日ともに講師として長浜赤十字病院・感染管理室感染管理認定看護師の中村忠之看護部長をお迎えしました。
座学では感染対策の基本から標準予防策、感染経路予防策、ゾーニング、日常清掃の基本と多くの項目をわかりやすくご教授いただきました。
また、演習では専用ローションとブラックライトを使用しての手洗いチェックや、個人防護服の着脱としてマスク、ゴーグル、手袋ガウン、さらには防護服の着用など様々な演習指導を行っていただきました。特に防護具の着脱は正しくできないと個人の感染にもつながり、感染拡大を招く重要なポイントということで熱心に指導いただきました。
この講習を受講いただいた参加企業が1社でも多くレッドゾーンの清掃受託を進めて、もしもさらなる感染拡大が起きたときに少しでも医療従事者の負担軽減に繋がれば幸いです。